張本智和選手プロフィール:主な戦績

張本智和選手のプロフィール。これまでの主な記録紹介

生年月日 2003年6月27日仙台生まれ

両親はともに中国の元卓球選手。

張本智和選手も2014年に日本国籍を取得するまでは中国籍でした。

生まれも育ちも仙台市、

中学からはエリートアカデミー入校のため

東京在住

主な戦跡

2009年 (保育園年長)6歳児

7月 全日本選手権バンビの部(小学校2年生以下対象)

ベスト16入り

(なかなかやるじゃん!)

2010年 (小学1年時)

7月 全日本選手権バンビの部(小学校2年生以下対象)

優勝

小学1年生の時点で、小学2年生以下の大会で優勝

しかも全試合3-0のストレート勝ち。

決勝ですら、

11-5、11-3、11-4の圧勝。

(ん?これはもしかして。。。)

2011年 (小学2年時)

7月 全日本選手権バンビの部(小学校2年生以下対象)

優勝

小学1年で優勝したので、翌年も当然のように優勝。

準決勝は3-1だったが、ほかはすべて3-0の圧勝

決勝戦ですら

11-2、11-7、11-7と接戦にすらならない。

(もしかしてじゃなくて確実に天才卓球少年だわ。)


11月 全日本選手権カデット(中2以下)の部

ダブルス 2回戦敗退

(1回戦は中学生相手のペアに勝利)


同じく

11月 全日本選手権カデット(13歳以下)の部

シングルス

4回戦敗退(ベスト32入り)も

逆に言うと3勝しています。

4回戦は名門 愛工大附属中の松山選手に敗退しました。

松山選手は同大会準優勝でした。

小2で全国の中1までの中でベスト32に入っています。

(普通は中1でベスト32でもすごいのに。)

2012年度 (小学3年時)

7月 全日本選手権カブの部(小学校4年生以下対象)

優勝

すべての試合を3-0という1セットも取らせない

圧勝でした。

学年が1つ上程度では相手になってません。


11月 全日本選手権カデット(中2以下)の部

ダブルス 4回戦敗退

(ベスト16)


同じく

11月 全日本選手権カデット(13歳以下)の部

シングルス

4回戦敗退(ベスト32入り)と

前年と同じ結果でした。


小学3年の1月の全日本選手権

ジュニア(高校2年以下)の部

1回戦敗退

相手は昨年もカデットで敗退した愛工大附属中の松山選手

しかし3-1と1セット取るようになりました。

2013年度 (小学4年時)

7月 全日本選手権カブの部(小学校4年生以下対象)

小学4年になり、小学4年以下の全国大会です。

書かなくてもわかってますね。

結果は。

優勝

そして、

書かなくてもいいと思いますが、

すべての試合を3-0という1セットも取らせない

圧勝でした。


11月 全日本選手権カデット(中2以下)の部

ダブルス 3回戦敗退

(ベスト32)

ダブルスですからね。。。シングルスではないので。


同じく

11月 全日本選手権カデット(13歳以下)の部

シングルス

5回戦敗退(ベスト16入り)と

前年より1つ上に行きました。

相手は小6の戸上選手でした。


小学4年の1月の全日本選手権

ジュニア(高校2年以下)の部

3回戦敗退

全国大会で高校生にも勝利して

3回戦まで行きました。ベスト64です。

小4の1月で高校2年生を含めて全国ベスト64です。

2014年度 (小学5年時)

7月 全日本選手権ホープスの部(小学校6年生以下対象)

小学5年になり、小学6年以下の全国大会です。

書かなくてもわかってますね。

結果は。

優勝

8試合を戦って取られたセットは2セットのみ。

準々決勝以降は3-0です。

1つ上の学年くらいには余裕で勝ちます。


8月に香港カデットオープン(国際大会)(14歳以下)

の大会があり、シングルスでベスト4でした。


11月 全日本選手権カデット(13歳以下)の部

シングルス

昨年はベスト16でしたが、

小5にして、中1までのカテゴリーでも

優勝しました。

1つ上の学年だけでなく、2つ上の学年を入れても

敵なしです。

7試合で3セット失ったのみです。


小学5年の1月の全日本選手権

ジュニア(高校2年以下)の部

準々決勝敗退

今まで何度かこの記事にもでていましたが、

松山祐季選手にこれまでは負けていましたが、

今回は松山選手に5回戦で3-2で勝利です。

準々決勝では及川選手に敗退でしたが、

ベスト8まで行きました


小学5年の1月の全日本選手権

一般の部

1回戦敗退

大学生に負けてしまいましたが、

小5で全日本選手権に出場するだけでもものすごいことですね。


2月 サフィール国際オープン準優勝

3回戦では先月の全日本選手権で準優勝した神巧也を3-0で下しました。

いやいや。全日本ランキング2位の選手を

小5で倒しますか??

準々決勝では当時世界ランキング43位の

Assar選手も倒しての準優勝でした。

すごすぎる。


2015年度 (小学6年時)

7月 全日本選手権ホープスの部(小学校6年生以下対象)

小学6年生です。同学年の相手ばかりです。

結果はどちらでしょうか?

1、初戦敗退?

2、全9試合を3-0で勝ち優勝。

3、それ以外

難しい問題すぎましたか??

答えはこの年度の中のどこかに書きますね。


5月にポーランドカデットオープン

(国際大会)(14歳以下)

の大会があり、シングルスで準優勝でした。


8月には東アジアホープス選手権で優勝しました。

小学生の東アジア王者を決める大会で、

見事優勝しました。


9月にチャイニーズタイペイオープン

(国際大会)(17歳以下)

の大会があり、シングルスで優勝しました。

決勝では当時世界ランキング177位の選手を

破りました。

(張本選手は当時世界ランキング301位)


そして10月には、ポーランドオープンにおいて、

一般の部で、当時世界ランキング1位

(2017年現在もずっと1位)の馬龍選手と

戦い0-4で敗れています。

ちなみに翌年のリオ五輪ではシングルス馬龍選手は

金メダルでした。

しかし小6で馬龍選手と当たるところまで

勝ち進むところがすごいです。


11月 全日本選手権カデット(13歳以下)の部

シングルス

小5にして、中1までのカテゴリーでも

優勝しましたが

小6でも当然優勝でした。

7試合で1セットを失ったのみです。

小学6年生以下の国内大会で

全9試合を3-0で勝つはずですね。(先ほどの答え)


小学6年の1月の全日本選手権

ジュニア(高校2年以下)の部

準決勝敗退

高校2年以下でベスト4です。

緒方選手に敗退でした。


小学6年の1月の全日本選手権

小5で出場したときは、一回戦負けでしたが、

この大会では、2回勝ち、

4回戦の丹羽孝希選手に負けるまでのところまで行きました。

全日本でベスト64です。


2016年度 (中学1年時)

6月のジャパンオープン。

国際大会の中でも格の高い大会に位置します。

この大会でU21の部優勝しました。

史上最年少優勝でした。

この大会では、決勝戦で三部選手を破りました。

三部選手と言えば、前年(2015年)の

インターハイチャンピオンです。

(試合当時は大学1年生です。)

中1にして、その前の年のインターハイチャンピオンに

勝つって。。。

決勝戦は三部選手でしたが、

ベスト16の段階では、木造選手も破っています。

この木造選手は2015年インターハイ準優勝(1年生)

2016年、2017年インターハイ連覇と、

高校生の中では神のように強い選手です。

高校生の大会では神のように強い選手ですが、

高2の木造選手は中1の張本選手に負けました。

(もちろん2ヵ月後のインターハイでは木造選手は優勝でした。

高校生の大会では絶対王者ですから。)


8月の中体連全国大会、

準決勝では戸上選手(中3)相手にマッチポイントを握られる、というピンチもありましたが、

中1にして、全中優勝です。

(戸上選手には小4の時に全日本カデットで負けています。)

これで、自分の年代が出場するカテゴリーとしては、

小1から7年連続優勝です。


9月 アジアジュニアカデット選手権がありました。

この大会はシングルス決勝で中国の 冠凱に負けてしまい準優勝でした。

同じ大会の団体戦では3-1で勝った相手なので、

もったいない気もしますが、やはり中国選手。

牛選手の方が1歳上ですが、

U21で優勝するほどの張本選手にも勝ってしまう、

そんな選手がいるのはやはり中国卓球の層の厚さを

思い知らされます。


11月 全日本選手権カデット(14歳以下)の部

シングルス

小5、小6と13歳以下のカテゴリで優勝したので、

中1となったこの年は、「中2以下」という上のカテゴリに上げましたが、

中3がいないので余計に楽勝で、

7試合とも3-0の圧勝でした。

だって8月に中3までを含めての大会(中体連全国大会)で優勝ですから。。。

11月に中2相手に負けるわけがない。


12月、世間を騒がせ、一躍張本選手の名を広めたのが

この大会です。

世界ジュニア選手権 ジュニアの部

18歳以下の卓球選手の世界一を決める大会です。

ここで優勝しました。

史上最年少優勝です。


そして迎えた中1の1月。

昨年の11月にジュニア世界大会で優勝しています。

全日本卓球選手権大会。ジュニアの部

(国内大会のジュニアは高2以下)

小4でベスト64

小5でベスト8

小6でベスト4に入って、

中1で優勝!!

を目指していたのですが!!!

なんと準々決勝で宮本選手にまさかの敗退を喫しました。

これは本当にショックな出来事でした。

世界ランキング的には張本選手がU18では

1位ですから、優勝候補の筆頭でした。

過去2年のインターハイチャンピオンに

昨年6月時点で勝っていますから。。。

さらに世界のジュニア世代の大会で優勝していますから。

優勝候補の本命で史上最年少優勝記録を立てる予定でした。

ですが、この敗戦をきっかけに

張本選手は「絶対にもっと強くなってやる!!」

という思いを強くして、しっかり練習し、

実際に強くなっています。

ちなみに高2以下のこの大会。

結局神のように強い木造選手が優勝しました。

木造選手と張本選手の決勝を楽しみにしていた

人は多かったと思います。


中1の1月の全日本選手権、一般の部もありました。

シード権が取れるベスト32やもっと上を

目指していたと思いますが、

平野選手の気迫と戦術に負けてしまいました。

これまた悔しい全日本でベスト64です。

この大会で水谷選手が優勝しましたが、

吉村和弘(リオ五輪出場真晴選手の弟)が

準優勝しました。


2月にはインドオープン(国際大会)で

決勝戦まで進み、世界ランキング5位の

オフチャロフ選手と戦いましたが、

0-4のストレート負けを喫しました。。。

史上最年少ワールドツアー優勝はなりませんでした。

(※まだ中1です)


選ばれたトップ選手のみが、出場する、

3月のジャパントップ12では、

1月の全日本選手権準優勝の吉村和弘選手に勝利して、

実力を見せました。

1月の全日本準優勝者に3月に勝つって。。。


2017年度 (中学2年時)

5月の卓球の世界選手権、

近年の日本卓球界の立役者、レジェンド、絶対王者の

水谷 隼選手をセットカウント4-1で破りました。

そして、その勢いのままベスト8に。

世界ランキング3位の許選手(中国)から1セットを取っての、

1-4敗北でした。

許選手はさすがの試合巧者でした。

だけれども世界ランキング6位の水谷選手を破っての

ベスト8進出はすばらしい結果です。


6月のワールドツアー中国オープンは

ドイツのティモボル選手に負けてベスト4でした。

1-4での敗北でした。

(リオ五輪日本代表の丹羽選手:世界ランキング9位

に4-0で勝ったのは、圧巻でした。)


8月のワールドツアーチェコオープン。

決勝まで進出。

対戦相手はまたしてもドイツのティモボル選手

世界ランキング7位です。

なんと、4-2で勝利を果しました。

ワールドツアー史上最年少優勝です。

(ちなみに、勝ち進む中でリオ五輪日本代表の吉村真晴選手を

4-2で倒しています。)

6月から8月で2016年リオ五輪の

日本代表選手3人すべてを倒しています。。。

もう日本人では勝てない相手はいないと思います。

いや。中国のトップ3以外は、

誰であっても勝てないことは無いと思います。

勝ってもそれほど驚きません。


その後も

11月のスウェーデンオープンでは中国のオリンピック代表選手のXu Xin 選手に3-4フルセット負け(最終セットも9-11)という惜敗

12月ワールドツアーグランドファイナルでは、翌1月の世界ランキング1位となるオフチャロフ選手にも3-4フルセット負け。

というように世界のトップ選手ともほぼ互角に戦っています。


そして迎えた中学2の1月の全日本選手権

ジュニア(高校2年以下)の部

優勝

昨年優勝確実と言われながら敗戦して、

「死ぬほど悔しい。もっと強くなってやる」

と言った1年後。有言実行しました。


中学2年2018年1月の全日本選手権

一般の部

12年連続決勝戦進出で10度目の優勝を狙う

水谷選手を4-2(試合内容は圧倒的)で破りました。

「今日の張本選手の力が特別調子が良いわけではなく、

普通の100%の力だとしたら、2度と勝てない

とまで言わしめました。


2018年度 (中学3年時)

4月のアジアカップ

5ゲームマッチではあるものの、

予選で当時世界ランキング1位の樊振東選手を破りました。

8. -8 . 9. 8の3-1での勝利でした。


6月のワールドツアー ジャパンオープン

準々決勝ではリオオリンピック金メダリスト

世界王者の馬龍選手に4-2で勝利しました。

(3)ゲーム連取して、固くなったものの、

最後はしっかり勝ちました。

さらに決勝戦では、2012年ロンドンオリンピック、

シングルス金メダリストの張 継科 もゲームオールデュースの

接戦を制して見事優勝しました。

ホームの日本で声援が多いときに勝てる。強いというのは、

東京オリンピックの金メダルを目指すうえで非常に好材料です。


そして12月、

年間ツアーのランキング上位者だけが参加できる、

ツアーグランドファイナル、

そこで中国の次世代を担うスター選手、将来のオリンピック代表候補の林高遠選手を倒して、史上最年少のグランドファイナル優勝者となりました。


2019年1月

とうとうランキングは初の3位となりました。

近代日本卓球界のレジェンド水谷選手の最高ランキングの最高位が4位ですので、ランキングの上では、水谷選手の最高の状態よりも上に行っているともいえます。

15歳で世界ランキング3位。


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