張本選手の2019年4月から9月の試合を振り返る。令和元年度前半戦

(画像は日本卓球協会HPより引用)

2019年4月最初のアジアカップを4位で終えた張本選手でしたが、4月21日からは、

2019世界卓球選手権大会ブダペスト大会(個人戦)

に出場しました。

もちろん目指すはメダル!


木造選手と組んだダブルスは梁靖崑/林高遠ペアに

3回戦で負けてしまいました。


シングルス1回戦はBADOWSKI Marek選手に4-1勝利、2回戦もPERSSON Jon選手に4-0で勝利、3回戦の強敵FREITAS Marcos選手にも4-0で勝ち、ここまでは好調でした。


そしていよいよベスト8進出をかけて安宰賢選手と対戦したのですが、固さが見られ、2-4で負けてしまいました。「昨日までは、昨日まではすごく楽しかった。」という涙のコメントには、思わずこちらも涙してしまいました。

病みあがりで十分な練習もできなかったかもしれませんが、それでも気合でここまで勝ち上がったのは良かったと思いますし、対戦相手の安宰賢もあわや決勝進出か?という銅メダルだったので、相手が強かったと認めるしかないのかも知れません。


次の大会は

ITTFワールドツアー・中国オープン

5月28日から中国で行われました。

1回戦 4-1 趙勝敏 勝利

2回戦 4-0 PITCHFORD Liam 勝利

準々決勝 4-1 黄鎮廷 勝利

準決勝 1-4 馬龍 敗退

だいぶ良くなってきた感じ?

オリンピック代表争いのポイント獲得レースでは

頭一つ抜け出してきました。


次の大会は

ITTFワールドツアー・香港オープン

中国オープンに続いて、

6月4日から香港で開催されました。

早田ひな選手とミックスダブルスで出場し、

2回勝ちましたが、3回戦で黄鎮廷/杜凱琹ペアに負けてしまいました。


シングルスでは

1回戦 4-2 PERSSON Jon 勝利

2回戦 4-0 ARUNA Quadri 勝利

準決勝 4-1 周雨 勝利

決勝 2-4 林高遠 敗退

という結果で準優勝でした。

なかなか優勝させてもらえません。


まだまだ試合は続きます。

ITTFワールドツアープラチナ・ジャパンオープン

6月12日から北海道で開催されました。

混合ダブルスでは早田ひな選手と組んで、

準決勝では樊振東/丁寧ペアを倒すなどしましたが、

決勝では許昕/朱雨玲 組に0-3と完敗でした。


シングルスも中国の孫聞選手にまさかの0-4負け。

そういう時もある!!


次の大会は

ITTFワールドツアー・韓国オープン

7月2日から、釜山で開催されました。

 男子ダブルスはなんと、丹羽選手とのペアでした。

1回戦 安宰賢/趙大成ペアに 3-2で勝利

2回戦 鄭栄植/李尚洙に 1-3で敗退

オリンピックを見据えて?かも知れませんが、

どうなのでしょうか??


シングルスは

1回戦 4-1 PERSSON Jon 勝利

2回戦 4-2 黄鎮廷 勝利 かんたんに勝てる相手じゃないですよ!

そして準々決勝。

永遠のライバル。次世代中国のトップ選手候補ナンバーワンの王楚欽選手との対戦でした。

0-3とされたところから2-3と盛り返しましたが、

結局2-4で負けてしまいました。

この試合を韓国に向けて出国手続きをしたあとに

関空で見ていた私が、韓国観光旅行に変更したのは良い思い出です。

張本選手のファンになっていなければ韓国に旅行に行くこともなかったでしょう。ありがとう!!

↑これはうまかった。サムゲタン。


次の試合は

ITTFワールドツアー・オーストラリアオープン

です。

7月9日からです。

ダブルスはまたしても丹羽選手とのペアです。

FRANZISKA Patrick/WALTHER Ricardo(ドイツ)組にフルゲームの 9-11で負けました。

もうちょっとペアを続ければよくなる?

でもオリンピックのダブルスは本当にどうなるんだろう?

対戦相手によってエースを変える?


そしてシングルス初戦

なんと2週つづけて王楚欽選手との対戦でした。

第1ゲームの入りがよく

8-2でリード。

が。。。

ここから大逆転で第1ゲームを落としてしまい、

リズムを崩して 0-4で敗戦。

この後王楚欽選手は馬龍選手を破って準優勝したので、

ここのところ調子が良いのは良いのでしょうけど、

2連敗は悔しいものがありました。


つづいての試合は

T2ダイヤモンド

7月18日からです。

選ばれたツアー成績上位のみが参加できるこの大会。

初戦は黄鎮廷との対戦で、このところ勝ち続けていた

相手でしたが、2-4で負けてしまいました。

変則ルールでしたが、負けは負けですね。

この大会は林昀儒選手が優勝しました。

永遠のライバルその2


次の試合は

ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン

です。

この大会は石川選手と組んでミックスダブルスに出場しました。

準決勝まで進みましたが、水谷伊藤ペアに0-3と完敗でした。


シングルスは

第1シードでの出場(相手は全員格下)でした。

プレッシャーもかかるし、格下といえども絶対に勝てるとは

限らない、ましてや中国選手はランキング関係なく強い。

そんな中、中国人選手2人を倒しての優勝です。

すばらしい!!

今シーズンツアー初優勝です。

もうオリンピック代表レースは気にしなくても

絶対に選ばれるだろう。というところまでポイントを稼いでいます。


次の試合は

ITTFワールドツアー・チェコオープン

8月20日から、

相性の良いチェコオープン。

2週連続優勝なるか??

ミックスダブルスは初戦でいきなり水谷伊藤ペアと対戦でした。

が。

これまた0-3で完敗でした。

ミックスダブルスは水谷伊藤が代表で決まりでしょう!

シングルスはPLETEA Cristian選手に3-4で負け。

3-1までは良かったのですが。。。

最終ゲームも7-5リードでそのまま押し切れるか?

と思ったけど、最後は相手の捨て身の思い切りの良い攻撃に

押されてしまった。。。

ホント卓球って難しい!


8月29日にはTリーグがあり、

森薗選手に負けてしまいました。ドンマイ!


9月10日にはTリーグがあり、

神選手に勝利しました。しかも相手のエッジを

審判が張本選手の得点と判断したにも関わらず、

張本選手が相手の得点と認めたのは

2019年フェアプレー大賞卓球部門にノミネートされるでしょう。(そんな賞ないけど。)


次は

9月15日から

ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会

がインドネシアで開催されました。

団体戦は中国に敗れ、

(張本選手もXU Xin選手に敗れた)銅メダルでした。

シングルスは準決勝まで進みましたが、

これまたXU Xin選手に0-3で負けてしまいました。


という事で、2019年度上半期の

試合を振り返ってみました。

五輪まで長いようで短い?

下半期もさらに強くなるように応援します!

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